1004-12-19 始点 始めることは未来に向かう意志の表れであるとして、しかし多様な可能性などというものは本当は無いのです。ただ二本の足で踏み締めて歩くこの灰色の道以外は全てまぼろし。過ぎ去りゆくまぼろしの詳細を書き留めることにします。全てを忘れてしまう私が、この日の記憶を思い出すために。