法王とか教皇とか


教皇”が浸透しないのは、聖闘士星矢を思い出すからじゃないの?

という冗談はさておき、ヨハネ・パウロ2世が亡くなってから急激に話題にされる機会が増えたこの話なんですが、

以前はたしかに、日本のカトリック教会の中でも混用されていました。そこで日本の司教団は、1981年2月のヨハネ・パウロ2世の来日を機会に、「ローマ教皇」に統一することにしました。「教える」という字のほうが、教皇の職務をよく表わすからです。(太字:引用者)

カトリック中央協議会カトリック中央協議会

という説明もえらい大雑把な話だなあと思ったり。

むしろこの件で気になるのは、「もともと“法王”と呼ばれていたのはなぜ?」つーところなんですけど。ダライ・ラマも法王って言ったりするよね。面倒くさがりの強い味方であるところのgoo国語辞典さんにお尋ねしてみたところ、法王の意味の1は「仏法の王、すなわち釈迦のこと。法皇。」であるというお答えを得ました。法皇だと「出家した上皇」にもなるんですけどね。日本史懐かしい。この場合は関係ないけど。こうなると、やっぱり仏教用語からの転用の可能性が高いのでしょうか。どちりなきりしたんとかぎやどぺかどるとか読むのが趣味なひと、調べてみてください。レポートの1本も書けて2単位貰えるかもよ。俺はめんどいのでしませんが。