太陽昇ったらここで永遠の赤い花を

港を出て行く船から伸びるテープ、最後まで持っているのはいつも俺だけだったな。清掃係の人が片づけに来るまで。そんな生き方。区切りをつけられない。知らないうちにみんな変わっていって、俺は後追いでその変化を受け入れるばかり。

まあ、そういう関係性を選んでいるのは自分だ。今さら無理して変わるのもねえ。死ぬまでなんてあっとゆう間だよ。喋ろうが黙ろうがそのうち死ぬんだから、好きにするよ。